新卒企画 映画「道草」上映会

 11月17・18日、「くまちゃんハウス」にて映画「道草」の上映会を開催しました。今回は新卒5人で企画する初めての催しで初めてだらけの企画運営でした。1ヶ月ほど前から準備を始めて徐々に企画が形になり、先輩スタッフの皆さんに支えられつつ開催日を迎えました。

スクリーンに映し出される三鷹や武蔵野の見慣れた風景、そこに暮らす障がい者や家族とそれを取り巻くヘルパーの想いに参加者から共感の声が聞こえました。今回は座談会も同時に開催し、スタッフがそれぞれ体験してきたエピソードに触れ、まだまだ経験の浅い私たちにとって大きな学びにつながりました。また今回はくまちゃんハウスを利用したことで古民家でのイベント開催の良さも感じました。木の暖かい雰囲気の中で観る映画には特別な魅力がありました。

 新卒一同、これからも様々なことに挑戦していきますので、応援の程よろしくお願いいたします。

グレースケア 大久保希和

※映画『道草』について

暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。
自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。
世間との間に線を引かれ、囲いの内へと隔てられた。そんな世界の閉塞を、軽やかなステップが突き破る。
東京の街角で、介護者付きのひとり暮らしを送る人たち。
タンポポの綿毛をとばし ブランコに揺られ、季節を闊歩する。介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。
叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。
だから人はまた、人に近づいていく。
(映画『道草』公式サイトよりhttps://michikusa-movie.com/about/

監督
宍戸大裕(ししど・だいすけ)

出演団体
NPO法人 自立生活センターグッドライフ、NPO法人 自立生活企画、練馬区介護人派遣センター

2018年製作 映画「道草」上映委員会