「日本農業新聞」に掲載されました
11/10発行「日本農業新聞」に当団体のヘルパー藤原るかの取材記事が掲載されました。インタビューでは主に訪問介護特有のパワーハラスメントとセクシュアルハラスメントに関して質問され、約30年に及ぶ藤原自身の経験を踏まえてお話をしました。
訪問介護の場におけるハラスメントは複合的な要因によって形づくられていると藤原は言います。認知症状、薬の副作用、直行直帰の働き方、ジェンダー(文化的性差)、セクシュアリティ(人間的性差)、住環境、所属する文化や法制度、そして人間の弱さなどなど。「こんなことも分からないのか、親の顔が見てみたい」と利用者に言われ苦しくて帰りたくなったこともある…と語る彼女が、今は海外の介護現場を訪ねて積極的に飛び回り、ヘルパー仲間と連帯しながら発信を続けています。
ヘルパーを孤立させずに、事業所として、また社会としてどのようにハラスメントを防ぎ、安心して働ける場を作っていくか。引き続き皆さまのご関心ご協力をお願いします。実際の紙面は以下よりご覧ください。
「社会が変わることの一個が介護の領域だというのが私のテーマです」