市民活動フォーラム ~コロナでまちの活動はどう変わる? ~

 10月3~11日「みたか市民活動・NPOフォーラム」が行われました。市民団体やNPOが交流を深め、新たな協働のきっかけを作るもので、今年は協働センターの会場とオンラインを併用して開催されました。オープニングセッション「コロナ下での市民活動の課題、そして可能性」では、若者や外国人支援をしている団体とともに、グレースケアから柳本が登壇しました。

 

 環境の変化で居場所づくりやメンタルケアが難しくなったことや、物資不足、ぎりぎりの人繰りなどの課題を共有。その上で、逆にZoomの浸透で出会える人が増えたり、オンラインで語学教室を開いたり、感染予防で風邪に強くなったりといった報告も続きました。グループセッションでは、地域でいろいろな活動に取り組む40名ほどが参加して、直接会う「リアル」の温かみも関係づくりには欠かせない、感染予防との両立やオンラインとの融合など、新しい形での市民活動の模索や、その熱意が感じられました。テレワークの広がりで、まちなかに若い世代が戻り、これまでの生活の優先度や価値観が見直されている今、あらためて暮らしと仕事・活動を地域でつないでいく仕掛けが求められています。