お家に安心を ~ヘルパーにできる防災対策~
2020年12月22日、社内研修 「大地震に備える!ヘルパーができる防災対策」 を行いました。移動の多いヘルパーは、さまざまな場所で被災する可能性が高く、日頃からの備えが欠かせません。今回は、消防団経験者のヘルパーも加えて、各家庭でできる備えや、災害時のケアの工夫について話し合いました。
断水している時の排泄ケアには、日頃使っていなくてもペットシートやオムツが利用できること。滑り止めシートを切って使ったり、重いものを下の方に置くなど、ちょっとした工夫で揺れの被害が抑えられることがわかりました。普段訪問している利用者様のお宅を意識して思い返すと、物が落ちてきたり、倒れたりしそうな場所がいくつか思い当たります。ヘルパーとして、利用者さんの暮らしの中に潜む危険を察知する視点も、今回学ぶことができました。
スマホを十分に充電したり、公衆電話の位置を意識することも、日頃からできる対策です。
今回事業所では、停電が起きたときのために蓄電池とソーラーパネルも購入し、使い方を確認しました。今後は、オフィス内の環境整備、また誰でも物品の位置がわかるための工夫に力を入れていきたいと思います。大地震はいつか必ず来ると言われています。引き続き「今地震が起きたら?」と想像しながら、暮らしの安心と事業の継続に備えたいと思います。