2022でこちゃん夏の祭典「お盆だぜベイビー!!」を終えて
となりのでこちゃん(デイサービス)では、年に数回音楽を主体にしたお愉しみの会を企画しています。中心となって企画をしてくれたスタッフより、レポートが届きました!
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今回のイベントは、でこちゃんのテーマソング「でこソング」(作詞:スタッフ&でこちゃんの皆さん、作曲:スタッフ)を皮切りに開会しました。
スタッフが補佐を務めながら、司会進行は利用者さん。補佐のスタッフがエスコートしながらプログラムが進んでいきました。
最初は、夏の歌メドレー。曲は定番の「うみ」「夏の思い出」や古賀政男メロディー、そして、挑戦曲、井上陽水の「少年時代」。日頃から練習を重ねて準備してきました。定番曲は、皆さまお手の物。挑戦曲も新しめの曲にもかかわらず、練習の成果そのままにしっかりと歌い上げられていました。
熱のこもった演奏が続く中、研修で来日されている台湾の学生さんが到着。台湾の若くてかわいい学生さん、日本語で挨拶してくださったり、一緒に歌を歌ったり、盆踊りを踊ったり。コロナ禍でギャラリーを呼べないイベントが続いている中、大いに盛り上がり、でこちゃん皆さんの刺激になったと思われます。世界平和、人類みな兄弟!
休憩をはさんで、ゲストスタッフ(グレース訪問ヘルパー)による、参加型落語の語り「じゅげむ寿限無」が始まります。彼女は何度も出げいこで、でこちゃんと声合わせをしてくださっていました。その度に、でこちゃんのみなさんは、演劇役者である彼女の語りにびっくり、うっとり!本番でも、彼女の声に合わせながら「じゅげむ、じゅげむ、ごこうの・・・」を元気に唱えつつ、話の落ちにニッコリされていました。
その後は、スタッフから利用者様へのプレゼント曲「笑顔のまんま」。〝笑顔のまんま、笑顔のまんま、人生生きてるだけで丸もうけ、oh!” のフレーズをそのままを皆さんに送りたくて、でこちゃんの管理者が選曲した一曲。歌、伴奏共に、頑張って練習を重ね、皆さんにもそのフレーズに参加してもらい、心が一つになる素敵な演奏となりました。一緒に歌って踊って笑顔もいっぱいの後、美空ひばりの情熱的な恋の「真っ赤な太陽」に突入。皆さん、若かりし日の熱い恋を思い出されたのでは?
最後は、「今日の日はさようなら」。楽しい時間を惜しみつつ、全員でしっとりと歌って、イベントは終了しました。
今回は、イベント直前にスタッフが席を外さざるを得ない事態が起きたり、お客さん対応に追われて時間が押したりというハプニングも起きました。色々な出来事があったが、でこちゃんにハプニングはつきもの。その事をもう少し認識した準備が、必要だったという反省点はあるものの、日頃、練習の声掛けをしてくださったり、備品の準備をしてくださったり、当日裏方で動き回ってくださったり、伴奏を練習してくださったスタッフのみなさん。素晴らしい歌声や手拍子、身体の動きで参加してくださった利用者のみなさん。皆様の力でイベントを開催でき、安全に終了できたことに、敬意と感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。