6/8土 医療的ケア研修を開催しました

  6月8日、グレースケアの主催で医療的ケア研修(第3号)を行いました。会場は、古民家をリフォームしたコミュニティスペース「くまちゃんハウス」。参加者8名が、自宅のような雰囲気の中で、たんの吸引や胃ろうなどの経管栄養について学びました。

 

       

 

最初に、ヘルパーが医療的ケアを行えるようになった経緯や制度について学習しました。グレースケアでは、障がいや難病がある人、超高齢者まで、いろいろな人の介助に入っていますが、最近増えているのが、「医療的ケア児」と言われる、痰の吸引や管を通した栄養補給などが必要な子どもたち。7年前から、研修を受けた介護職も医療的なケアを行えるようになり、その役割が期待されています。     講義の次は、いよいよ演習。手順を学びながら実際に機器を操作して手技を練習しました。小さいクラスなので、一人ひとり、丁寧に手技を確認してもらうことができよかったです。

 

       

 

くまちゃんハウスのお隣にある「ナースさくまの家」の佐久間看護師より、在宅の現場ならではのお話しもしていただき、実践的な知識を得ることもできました。あとは、現場で実技を受ければ修了です!参加者からは、「優しい看護師さんで安心して学べました」「良い勉強になりました。今後仕事の幅を広げてがんばりたい」といった感想が聞かれました。     今後も、まちなかで障がいや難病のある方の暮らしを支える担い手を増やしていきたいと思います。ぜひ、次回はあなたも!