認知症になっても、これで安心!~ 「ゆる介護」 講演会
4月23日、とうきょう地域ケア研究会で、代表の柳本がお話をしました。
テーマは「認知症『ゆる介護』のすすめ~医療から介護へ、認知症ケアの新しい流れ」。
会場は満員御礼で、50名ほどが参加しました。
認知症の方の介護を、「正しく」「きちんと」やろうとすると、ついイラッとして余裕を失いがち。「そんな時、どこかで気持ちをゆるめて脱力することが大切」。
相手との距離をはかりながら、ユーモアをもって関係をつくり直す。スライドでそんな「ゆるめ方」の例が紹介され、会場からは笑いも起こりました。
医療の視点からは、認知症はまだ「治すもの」として扱われ、服薬に頼りがち。けれども「介護や関わり方でもっとやれることがあるはず」。
認知症になっても安心して暮らせる社会に、「ゆるさ」がどう活かされていくのか、その可能性を考える場となりました。