ワークショップ「ケアと支えあいの未来デザイン」報告
2月27日、くまちゃんハウスにて、さまざまな現場で活躍するミタカ人をお迎えしたワークショップ「ケアと支え合いの未来デザイン」を開催しました。
テーマは「三鷹で愉しく生きつくすために~10年たっても大丈夫?あなたと私の生老病死」。協働センターの岩本祐樹さんや、三鷹市の半田芙美さんらと共に今年発行された 『三鷹を考える論点データ集2018』にともなう意見交換も兼ねて開催しました。当日は、36名もの参加者で部屋がいっぱいに。地元の町会や住民の方、ケアマネさんや往診医、看護師さんほか、障がい当事者さん、居場所づくりをしている方、市の職員さん、大学の先生など、多種多様なミタカ人が集まる賑やかな会になりました。
まず初めに、ゲストの方から主な活動や論点の共有がありました。みんなのブックカフェの竹上恭子さんに始まり、子ども食堂だんだんばあの加藤雅江さん、ぴあ訪問クリニック三鷹の田中公孝さん、障がい者相談支援センターの宮城永久子さん、三鷹自分の死を考える集いを12年続けている醤野良子さんらから、現場に根差したリアルな意見をいただきました。
その後はテーマごとにグループに分かれて話し合い。子どもの居場所が大人にとっても心地よいこと、市民の関心を深めて健康リテラシーを高めたい、障がい当事者が外に出ていきやすい環境を作りたい、ケアの担い手が語り合える場が必要、などの声が出ました。
後半は、台湾出身のスタッフ陳さんによる台湾料理に舌鼓。麻油鶏スープにチャーハン、台湾風ゆでたまごに鶏ハム、 唐揚げ、タピオカミルクティーなど盛りだくさん。
家で、近所で、病院で、役所で…普段は街なかのいろいろな現場で活動している人たちが顔を合わせて、お酒も交わしながら愉しく横のつながりを深めました。