ジュリアン准教授 三鷹事務所でインタビュー
5月23日、日本とフランスの働き方や雇用管理の比較研究を行っているジュリアン准教授(パリ第7大学)が、三鷹オフィスにヒアリングに来ました。
グレースケアは2016年から、総務省の助成事業を活用してテレワークを導入しており、社員は自宅のパソコンや外出先でもモバイルを使って仕事をすることができます。その報告書をみての調査のご依頼で、髙野と加守田がインタビューに答えました。家でも働けると出勤や移動の時間を省くことができ、子育てや家事との両立がしやすく、仕事の効率も上げられる、急ぎの対応が必要な場合にどこでも速やかに連絡調整できるなどのメリットをお話ししました。半面、家での仕事にけじめをつけることや、個人情報の扱いには注意が必要で、面と向かってのコミュニケーションや情報共有もかえって密にしたいなども伝えました。ジュリアン先生、大企業から中小企業まで数十社まわっているとのこと。元々訪問のヘルパー事業は地域密着で、利用者さんもヘルパーも近くに住み、コーディネーターは携帯やパソコンがあれば仕事の場所を問いません。お話をしながら、都心に通勤で通うのとは違う、暮らしを大切にできる働き方の可能性があるなあと改めて気づきました。