日時: 2018.6.1更新
カテゴリー: グレースケア
4月28日、ホームに住むKさんに付添い、お孫さんの結婚式に参加しました。
難病のため普段は流動食で寝たきりのことが多いKさんですが、グレースケアの理学療法士と作業療法士が毎週交互に訪問し、自費リハビリを行っています。
当日に向けて移動や食事の練習を重ねながら、結婚式をとても楽しみにされていました。
当日は朝ホームにお迎えしスーツに着替え、タクシーに乗車。
会場に着くと、親族の方々によく話しかけられており、お顔も凛とされていました。
きれいな花嫁さんに目を細めながら、お食事の席では、ムースなど柔らかいものを中心に召し上がっていただきましたが、お肉も食べたいとご希望されたので小さく切ってお渡しすると、むせ込みもなくおいしそうにとられました!
大好きな赤ワインを一杯とビールも少々、しっかり楽しまれました。
途中お疲れの様子も見られましたが、車いすの背をリクライニングしたり、車中では横になるなどしながら、無事スケジュール通りお帰りになりました。
後日訪問すると、表情声量ともにはっきりされており、調子がよいとのこと。
疲れが残っておらず、むしろお元気になっているようで、ご本人も「いつもよりいいだろう?」とのこと、楽しみを実現するK様の底力を感じました。
お孫さんとお二人の幸せを分けていただいたような…私も幸せな気持ちになりました。
(スタッフ 持木)
