スッタフを紹介!

【登録001】  

 

 

  -どのような経緯でヘルパーを始めたのですか  

子どもが通っていた小学校の特別支援学級で、ボランティアをさせていただいたことがあります。障がいのある児童を身構えずに受け入れている子どもたちの姿を見て、うらやましいなと思いました。   ただ、児童のケアは腰を据えて続けるには厳しいかな…と。その後友人の勧めもあり、介護福祉士の資格を取ってヘルパーの仕事を始めました。施設で実習を受けたり、デイサービスで勤務したりしましたが、私には一対一のケアが合っているなと思い、15年ほど訪問ヘルパーを続けています。   訪問エリアは、三鷹近辺から小平・西東京の向こうの方まで。200人ほどの方に出会ったと思います。

 

-普段大切にしていることはなんですか  

「何かをしてあげる」のではなく、「一緒に愉しく過ごしたい」と思ってケアしています。ただきれいにオムツ交換をするのではなくて、私も一緒にすっきりしたい、というような。   働き始めたばかりのころは、ケアがとても上手な人について回って勉強しました。とても拘縮の強い方が車いすに座れたり、残尿感の強い方がしっかり出し切れたり。視覚や言語に障害がある方と、桜の香りでお花見をしたこともあります。   ケアってできないことはないんじゃないかな、と思いました。うまくいかないときは、なぜだろう、どうしてだろう、と原因を考えて動くことを心がけています。   また、訪問したときは介護者の方の様子も見させていただき、ご本人とご家族が安心して在宅で過ごせるお手伝いをさせていただきたいと思っています。  

 

-これならお任せ!というケアはありますか。

  何年もヘルパーをやってきて、その場に合ったやり方で対応できるようになったと思います。旅行先のトイレのサイズが合わないときはドアを外す!(もちろんもとに戻して帰ります)。   這って温泉に入られる方には、バスストールを借りて下に敷く…などなど。今後も自分の健康に気をつけながら、皆さんと末永く愉しく関われるように過ごしていきたいです。