日時: 2020.7.3更新
カテゴリー: さくまの家
ナースさくまの家の庭には、
私たちが「農園」と呼ぶ四畳半ほどの家庭菜園があります。
今は夏の野菜が十種類。トマト、キュウリなどの定番のほか、
今年初めて植えたズッキーニが、
ヤツデのような葉を広げ黄色い花をつけています。
野菜の苗は「チリンチリン三鷹」から仕入れた
地元の農家産、市販の苗よりよく育つとか。
また今年から研究熱心な職員が、
できるだけ農薬を減らそうと虫捕りシートを導入、
哀れシートに捕まったアブラムシの下、
ぴかぴかの野菜たちは日々大きく育っています。
なかでも熱い視線を浴びているのはスイカ。
担当職員のゴーサインが出るまで
決して取ってはならないとのお触れが出たところです。
取れたての野菜はすぐにその日の食事に、煮たり焼いたりそのままだったり。
先月旅立たれたFさんは、取れたてのスナップエンドウを食べるたび
「甘いわね」とおっしゃり、よく召し上がりました。
たとえ食べられなくなっても、新鮮な野菜を手にとると、
その香りと手触りは季節を味わわせてくれます。

