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投稿おでかけ事業部

『おじいちゃん、来てくれてありがとう』

退院間もないお身体ながらのO様(90歳台)。

大切なお孫様の結婚式に出席されるため、グレースケアのヘルパーが付き添いでご参列されました。

久しぶりの礼服に袖を通し、出発前には「昼食は半分にしておいたよ。1時間くらいで帰るつもりだ」とお話しされていたO様。緊張の面持ちでタクシーに乗り、いざホテルへ。

ホテルのエントランスでは、事前に予約していた車椅子がすぐに手配され、ご親族の温かな出迎えのもと、ご家族控室へとご案内されました。お孫様(新郎)からの「おじいちゃん、来てくれてありがとう」の言葉には、自然と柔らかな笑顔がこぼれました。

挙式は、ホテル内のチャペルにて。オルガンの生演奏と讃美歌「いつくしみ深き」に包まれた荘厳な空間の中で、新郎新婦の誓いの言葉が交わされました。O様は静かに頷きながら、「厳粛な式はいいね」とそのひとときを味わっておられました。

会場全体はバリアフリーが徹底され、エレベーターでスムーズに移動が可能。ただし、多目的トイレが披露宴会場のあるフロアに1つだけだったため、少し待ち時間が発生しました。

披露宴では、コース料理を完食され、シャンパンもたしなまれ、ご親族の皆様との歓談やクイズ、ピアノ演奏を楽しまれました。控室にはご家族のご配慮でエキストラベッドが用意されており、体調に合わせて休息も可能な環境でした。

「来れてよかった」「全部食べられた」「若い人が中心で活気があった」と、O様ご自身も大変満足されたご様子。式の最後まで笑顔を絶やさず、お過ごしになりました。

帰りの車中では、「日本酒が美味しかった。1月生まれのひ孫にも会えた」と穏やかに振り返られ、ご帰宅後には服薬・就寝のお手伝いまで丁寧にサポートさせていただきました。

お孫様の晴れの日に、ご本人とご家族の思いがかたちとなった一日。大きなハプニングもなく無事に終えられたことは、ご本人の前向きなお気持ちと、支えてくださったご家族のお力添えあってのことと感じます。

「行きたい」「会いたい」「見届けたい」——その想いが叶った日。

私たちグレースケアは、そんな一日を一緒に支えていける存在でありたいと願っています。これからも、一人ひとりの“かけがえのない瞬間”に、丁寧に寄り添ってまいります。