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おでかけ事業部

行ってきました♪シリーズ “お伊勢まいりと志摩賢島 開運旅”

おでかけ事業部からご紹介する「行ってきました!〇〇」シリーズ今年は沖野ヘルパーのリポートからです!!

日本人ならいわずとしれた「一生のうち一度は行きたい」
憧れの伊勢神宮。

東京からは少し遠いイメージがあるかもしれませんが、1泊2日でも
おまいりができて風光明媚な賢島まで楽しめる旅をご紹介します。

東京駅から名古屋駅まで新幹線で1時間半、名古屋駅から近鉄特急アーバンライナーに乗り換え、目的地の伊勢市まで1時間40分。移動含め3時間半ほどで到着。

伊勢市駅を降りると外宮参道は目の前。お土産屋や飲食店が並ぶ参道を進むと約5分で外宮がみえてきます。さあいよいよと鳥居をくぐると、なんて空気が清らかで澄んでいるのでしょう。神域であることをひしひしと感じます。
衣食住や産業を司る神様、豊受大御神にご挨拶。
次に5㎞離れた内宮へ移動します。日本人の大御祖神とされる天照大御神が祀られている聖地です。外宮よりもさらに広く奥深く、自然に宿る力を全身で感じることができます。
江戸時代に大流行したお伊勢まいりは江戸から伊勢神宮まで短いもので44日ほどかかったそうです。1日約32~40㎞、8~10時間ほど歩くことに。昔の人はそこまでしても参詣がしたかった魅力的な大イベントだったのでしょう。
参道は玉砂利敷で長さもあり、通常の車椅子では操作しにくい為、入り口でタイヤが太い電動車椅子を無料で借りることができます。
ただし、ご正宮前には25段の階段がありスロープはないので、ここで並走してきた通常の車椅子に乗り換え、介護者3人で階段を上り下りします。事前予約をすれば伊勢おもてなしヘルパーという有償ボランティアが手伝ってくれるそうです。

私達「おでかけ事業部」でも常日頃から実際に街中や駅、山などで車椅子操作の実践練習を行っており、熟練したヘルパーを揃えています。その際は、ぜひお手伝いさせて頂きたいと思っていますので気軽にご相談ください。
参拝中も車椅子で来られている団体客を見かけ、皆さん電動車椅子に乗り換えていました。ご正宮の上まで上がったかは確認できませんでしたが、もし不安のある方は階段下から参拝するのもよいかと思われます。

参拝の後はお待ちかねのおはらい町、おかげ横丁へ向かいましょう。
レトロな街並みに人気店が所狭しと立ち並び、あちこちからいい匂いがしてきます。赤福、伊勢うどん、てこね寿司、松坂牛など絶品グルメを食べつくし、お腹いっぱいになったら、おはらい町から200m先にある猿田彦神社へ。天孫降臨の案内役を担った道開きの神、猿田彦大神を祀り、境内には芸事の神様を祀る佐瑠女神社もあり芸能スポーツ関係者の参拝が絶えないそうです。縁結びとしても有名で、この日も女性参拝客の多さが目立っていました。

翌日は少し足を延ばして、美しい海景が広がる志摩の賢島へ。賢島駅の2階にはサミット記念館があり、2016年に開催された伊勢志摩サミットで実際に使われた円卓があり、椅子に座って首脳になった気分を味わえます。駅前から徒歩2分、英虞湾を約50分で周遊する遊覧船に乗り、美しいリアス式海岸や真珠養殖のいかだを眺めながら優雅な海上クルージング。

最後に海沿いに建つホテル宝生苑で温泉を満喫。賢島の源泉を引き込んだとろみのある泉質はまるで化粧水を浴びているようでしっとりお肌になじんで全身を包んでくれます。露天風呂からは英虞湾の景色にうっとり。なんて素晴らしい展望なのでしょう。この海景と良泉は温泉ソムリエの私が今まで行った中でも群を抜き、何時間も入っていたいと思わせるほど、疲れが本当に吹き飛んでしまう大満足で特別な場所となりました。

帰りの賢島駅からはご当地観光列車「しまかぜ」に乗車。窓が大きく眺めが最高で、帰りまで心はずませてくれます。観光列車はその土地の特徴がよく出ていて旅気分を倍増させてくれるので旅先ではよく利用します。
さて名古屋に着き、締めのひつまぶしを食べて新幹線で帰路に着きます。
神様から自然からのパワーチャージ満タン開運旅、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。