職員インタビュー/正社員・採用担当者に聞きました
どんな仕事をしていますか?
主に訪問ヘルパー・コーディネーター・採用担当の仕事をしています。各ご家庭に訪問して、調理や掃除、入浴のお手伝いをしたり、お愉しみケアとして一緒におでかけやお話をしたりしています。コーディネーターとしてそれらの日程管理やヘルパー派遣の調整も行っています。
ケアサービス以外では、採用担当として、法人説明会、入職希望者の選考までの調整などを行っています。
仕事をしていて、嬉しかったことを教えてください。
2年間ほど訪問していたご利用者がいました。初めは「あなたで大丈夫なの?」と不安の声がありましたが、日々サービスや日常会話を繰り返す中でゆっくりと確実に信頼関係が築かれていきました。ある日、「私の宝物なのだけれど、あなたがもらってくれない?」と食器をいただきそうになりました。さすがにお気持ちだけいただきましたが(笑)。そこまで信頼していただけたことはとても嬉しく、今でも時折思い出して励みにしています。
どうしてグレースケアを選びましたか?
自身の祖父が施設で亡くなり、最期の1年間を共に過ごせなかった少年期の経験から、訪問介護に携わってみたいと思っていました。グレースケアは「その人らしい暮らし」を大切にしており、説明会や施設見学を経て、少年期の自分や家族が求めていた介護や支援の形がグレースケアにあると思い、入職を決意しました。
これまでのキャリアを教えて下さい。
大学までは愛知県で歴史学を学んでいました。織田氏の支配体制という物騒なテーマで研究しており、介護・福祉の分野とは対極にいたと感じています。
就職活動の際、グレースケアと出会い、今に至ります。
最後に、先輩からのアドバイスをお願いします。
多様性が尊重される社会になりつつありますが、「こうあるべき」「これが理想」といった価値観は残念ながらまだ残っていると感じています。支援のかたちや人としての在り方に正解はありません。「こうあるべき」ではなく、「これも正解かも?」「これもやってみたい」と柔軟に日々チャレンジ精神をもって自身の進む道を探してみてください。