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グレースケア課外活動(メンバー活動)

【イベントレポート】世界のケアをのぞき見!報告会「ケアで世界とつながる」を開催しました

先日、グレースケアでは「ケアで世界とつながる」と題した報告会を開催しました。最近のニュースでは「外国人労働者の受け入れ」といった硬い言葉ばかりが並びますが、今回はもっと等身大で平和的なつながりを感じたい!という想いから、ヘルパーたちが現地で見て、感じてきた「世界のケアのリアル」を共有しました。

所々、スタッフの脱力した本音も交えつつ、当日の様子をたっぷりお届けします!

■オランダ:自由と「死」の選択

トップバッターは代表の柳本。2017年のオランダ視察から、特に印象的だった「安楽死」についての報告です。

オランダでは、本人が望めば安楽死が選択肢として存在します。日本だと「最後まで頑張って食べさせなきゃ」となりがちですが、現地では「本人が食べられなくなったら、無理に工夫してまで食べさせない」という考え方もあるのだとか。「死」すらも個人の自由の一部として尊重される文化に、参加者からは「日本との死生観の違いに驚いた」「本当の自由ってなんだろう」と、少ししんみり、かつ深い議論が巻き起こりました。

■スイス:呼吸器と一緒に「マッターホルン」へ!

ヘルパーの浜田さんは、障害を持つ友人とスイスへ。呼吸器の予備バッテリーやお風呂用車椅子まで抱えた大移動です。

驚いたのは物価の高さ!「ツナマヨおにぎり1個で800円もして、震えました(笑)」という浜田さん。そんな中で、現地の川でロープ一本でサーフィンを楽しむ人々を目撃し、「流されても自己責任」という潔すぎるスイス流の自由を実感。山頂は雲に隠れて見えなかったそうですが、「行きたいところへ行く」というエネルギーに溢れた旅路でした。

■中国:巨大な施設と、田中さんの「気づき」

国際事業部の田中からは、中国の高齢者施設について。

中国の施設はとにかく規模が大きく、設備も驚くほど立派。しかし、そこで働く人々や入居者と触れ合う中で、田中さんはふと感じました。「ハード面はすごいけれど、一人ひとりの『暮らし』の彩りはどうだろう?」と。

また、日本に住む中国出身の方々の支援についても言及。「歴史的な背景を知ることで、目の前の利用者さんの言葉の重みが変わる」という田中さんの真面目な感想に、スタッフ一同、背筋が伸びる思いでした。

■韓国:パワフルな「お隣の国のヘルパーさん」

続いて、るかさんたちによる韓国報告。

グレースケアでも韓国出身のヘルパーさんが活躍していますが、現地のヘルパーさんもとにかくパワフル!路上や祭りで当たり前のように太鼓を叩き、歌い、踊る。ケアの現場でもその明るいエネルギーが循環している様子が伝わってきました。「言葉は完璧に通じなくても、リズムがあれば仲良くなれる!」という、お隣の国ならではの親近感あふれるお話でした。

■スペイン・コスタリカ:陽気さと平和の風

スペインを旅した井上さんからは、現地の「今を楽しむ」空気感について。福祉という枠を超えて、街の人々の陽気さに触れることで、日本のケアに足りない「遊び心」を再発見しました。

また、軍隊を持たない平和の国コスタリカの報告では、ゆったりとした時間の流れの中で、人々が無理なく支え合う様子が紹介され、「頑張りすぎないケア」のヒントをもらった気がします。

■フィナーレ:魂を揺さぶる太鼓とフラメンコ!

最後は、言葉を超えた交流タイムです。

まずは古内さんによる韓国の伝統打楽器「チャンゴ」の演奏!お祭りで使われる農楽(ノンアク)のリズムが会場に響き渡ると、みんなの身体が自然と動き出します。

そしてトドメは井上さんによる情熱のフラメンコ!力強いステップと気迫に、会場のボルテージは最高潮に。最後はみんなで手拍子を送り、まさに「世界が一つになった」瞬間でした。

「世界にはいろんなケアがあるけれど、自由に生きたいという願いはどこも同じ」。

そんな当たり前の、でも大切なことを再確認した一日でした。参加してくださった皆さん、ありがとうございました!次はどこの国の話が聞けるか、今から楽しみです(次は物価の安い国がいいな……!)。