グレースケアには、日々のケアの現場以外にも、地域や社会をより良くしようと情熱を注ぐ「多才な顔」を持つメンバーがたくさんいます。今回は、ケアの現場から生まれた「人生紙芝居」の活動をされている、奥田真美(おくだまみ)さんをご紹介します。
世界でひとつ、大切な人の歩みに贈る人生讃歌

“田植えの昼休憩食後の一服が最高”
人生紙芝居とは、ご本人やご家族から、主人公になる方のこれまでの歩みを丁寧に聴き取り、10枚ほどの紙芝居に仕立てる取り組みです。
ご自身で人生を総括したい方はもちろん、「親御さんのこれまでの歩みや輝きを形にして贈りたい」というお子様からのプレゼントとしても、この紙芝居は選ばれています。思い出を語り合いながら作るプロセスそのものが、家族の絆を再確認するかけがえのない時間となります。この活動が多くの心に響くのは、わずか10分という短い上演時間の中でも、その人の生き様が凝縮して伝わるからに他なりません。かつての街頭紙芝居を知る世代には懐かしく、お子さんやひ孫さんには新鮮に響くこの表現は、世代を超えて家族みんなで

我が家の定番は子ども達が 大好きなカツオの潮汁
同時に感動を共有できる架け橋となります。
また、絵の力が言葉の壁を越え、たとえ言葉がうまく出なくても想いが通じ合う「心のバリアフリー」を実現する点も大きな特徴です。慣れ親しんだ地名や方言、大切な家族とのエピソードが鮮やかに蘇るこの時間は、認知症ケアの新たな可能性としても高く評価(日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞奨励賞受賞)されています。
メディア掲載 & 人生紙芝居ワークショップ開催のご案内
介護雑誌『ブリコラージュ』最新号では、今年(2026年)6月から始まる「人生紙芝居ワークショップ」への参加募集記事が紹介されています。ワークショップは、自分の手で人生紙芝居を作ってみたいという人向けに、制作ノウハウを伝える連続講座です。
全6回の講座で、終了時には作品1本が出来上がる流れになっており、オンラインでも、会場(池袋)でも、参加できます。これまでの受講生達からも、「主人公の方が元気になり、周りとの関係が深まった」「その方のこれまで知らなかった歴史を知り、介護の仕事がより楽しくなった」など、大きな反響をいただいています。 ワークショップのご案内はこちら
人生紙芝居で人生かみしめ合い
人生紙芝居のホームページでは、人生紙芝居制作を通じて絆が深まっていった事例やご本人が自信を取り戻していった事例などが詳しく紹介されています。また、制作者・奥田真美さんの介護に関するエッセイも掲載されています。ご興味のある方はぜひご覧ください 人生紙芝居 公式サイトはこちら